人間は脳波をとってみるとわかるのだが、
ほとんどの人が普段は左脳しか使っていない
ということである。
これは起きて活動している時であって、安静状態
ではこれが違ってくる。
脳の働きは左右対称なのである。

覚醒している間は、特別な場合を除いて、
人間は左脳を酷使しているわけである。
このことが、脳を疲れさせたり、あるいは
脳にアンバランスを生じさせる原因にもなっている。
ただし、これも左利きの人と右利きの人とでは、
多少の違いがある。左利きの人は、必然的に
右脳を使う割合が右利きの人よりも多くなるからで
ある。

せかっく右脳という部分がありながら、これを
あまり使わないで遊ばせているというのは、
もったいないことである。

そこで、右脳を鍛えることによって、脳の
全体を使うという思想が生まれてくるわけだ。
その際、右利きの人が、あえて左の手を使う
ということが効果があるとされている。

つまり左利きになってみるわけである。
すると、右脳を鍛えるという意味では、左利き
の人のほうが、右利きの人よりも有利だと
いうことになる。そういう説をとっている
学者もいる。
しかしながら、その説はあくまでも仮説で
あって、実際に確かめられていることではない。
左利きの人の脳はをとってみても、あまり
右利きの人との違いがわからないからである。
ともあれ、左右の脳をバランスよく使うと
いうことは、まだ使われていない脳を使う
ということになり、頭脳の能力を向上
させることはたしかである。
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